令和4年12月6日、リモートによる北海道と静岡県の交流授業を実施した。北海道は士別中学校3年生、静岡県は浜松市の庄内学園の8年生(中学2年生)との交流となった。目的は地域をことを知り、都道府県外と比較し新たな知見を得る。調べたことやわかったこと、疑問に感じたことをわかりやすくまとめたり、相手に伝わるように表現したりする力を身につける。自分の興味関心を広げることである。互いの学校の特徴、自己紹介を簡単に行い、事前に双方6グループに分かれ、歴史・地理・言葉・食べ物・特産品・自然のテーマに沿って調査し、相手側にプレゼンテーションを行った。アプリケーションはGoogle MeetとJamboardを活用した。プレゼンテーションでは限られた時間中、しっかりと自分たちの地域の良さ、特徴を相手に伝えることができ、通信状況も比較的安定した中進めることができた。発展としては、お互いの共通テーマ同士でグループを作り、リモートにてグループ協議を行った。聞いてみたいこと・驚いたことをJamboardの付箋に書いて貼り付けまとめの作業を行った。最後に感想を発表し、互いにお礼の意味も込めて、士別中学校からは鮭を釣るところからさばき干すところまで完全手作りの「鮭とば」のプレゼント。庄内学園は感謝の気持ちを込めて校歌を披露した。休み時間にはフリートークにて親交を深め、北海道の雪景色に庄内学園の子どもたちはテンションMAXであった。想像よりも生徒同士の交流を深めることができた。課題もでた内容であったが子どもたちは都道府県外の同年代とつながるのはこれが初めて。「つながり」を作るという点において大成功だったと感じる。デジタルディバイスを活用し、地域とのつながる授業のモデルケースとしてこれからの可能性を感じた授業になった。

つながるプロジェクトでは「地域交流授業」のほか、さまざまなカリキュラムを実践できます。「こんなことできるかな?」とお悩みの学校関係者の皆様、まずはお気軽にお問い合わせください。

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